―政権与党としてはじめての予算編成。まとめるのは大変だったのではないか。
概算要求は、通常8月末に財務省に提出されるが、選挙があったので
例年より1ヶ月半遅れた。しかし、編成のゴールを年内と定め、さらに事業仕分け等、予算の透明化を図りながら進めていった。
通常より厳しい条件での予算編成となったが、メリハリのきいた予算になったと思っている。
―メリハリとは、どの点がポイントか。
公共事業関係は、09年度から18.4%減らす一方、社会保障関係費は9.8%増、文教及び科学振興費は5.2%増となった。まさに、コンクリートから人へという明確な理念に基づいた資源配分になっている。
―党側の要望を受けて予算編成が揺れ動いていた印象があるが。
党の要請は、国民の要望を受けて出されたもの。我々はそれを踏まえて予算を組んだ。小沢幹事長の要望は、予算のかさ上げをするような無体な要求ではなかった。財政規律を考えていただいたという意味では助け舟になったという解釈もできる。藤井さんの辞任については、健康を害されたということに尽きると思う。
スリリングな予算編成だったので、相当お疲れになったのだろう。
―来年度予算はなんとか組めたが、問題は再来年度の予算編成だろう。民主党は、参院選前にマニュフェストを修正した方がいいのではないか。
マニュフェストは、その理念や精神を生かしながら、同時に効率的に実施する方法を考える必要がある。一字一句全て実現ということではなく、現実対応していかなければいけない。しかし王道は、さらに大胆な歳出削減をすることだ。3月までは予算成立に全力を尽くすが、4月以降は、独立行政法人や特別会計の仕分けをし、もっと歳出削減をしていく。
―国会が始まると来年度予算をどう通すかが問題になるが、一方で政治と金の問題がでてきている。民主党が野党だとしたら、この問題を看過できるのか。
説明責任を果たすべき人が、説明を果たすべきだろう。
―マスコミの世論調査で内閣支持率が低下した。
野田さんは今日も駅頭に立たれたそうだが、有権者の反応は?
寒い日は、ビラを受け取ってくれないものだが、手を出して受け取ってくれる人が多かった。大変だけどがんばって、という声を受ける。国民は鳩山総理を選んだわけでも、小沢幹事長を選んだのでもなく、政権交代を我々に託した。政権交代をしてよかったと思えるような結果を出すことが、我々の仕事だ。その期待を裏切らない限り、結果はついてくると思っている。
(ChannelJ) |