Channel J
報道スタイルのブロードバンド・テレビ・ステーション

  • お問い合せ
  • サイトマップ
検索English
  • Home
  • News
  • 政治
  • 企業
  • 教育
  • 旅行
  • 文化
  • アーカイブ

Home > 政治 > 08洞爺湖サミット・カギ握る日本 > 北の国からのエッセイ

08洞爺湖サミット・カギ握る日本

北海道洞爺湖サミットに寄せて「北の国からのエッセイ(11)」 (2008.04.24)
 百花繚乱の札幌 

今年の札幌の暖かさは異常です。4月19・20・21日と、3日連続20℃を超えました。とくに本日21日は24.5℃まで上がり、7月中旬の暖かさです。天気予報を見ると、東京より札幌の方が気温が高いです。ちなみに去年初めて20℃を超えたのは5月3日一日だけで、それ以降の1週間も20℃を越した日はありませんでした。ところが今年は4月にしてこの状態です。いかに異常な暖かさであるかが判ります。

< さくら前線 到着 最速、2週間早く >
この異常気象に敏感に反応しているのが、日光と温度が栄養の素である植物です。この時期1日1日の生長が、鮮明に観察されます。あっという間につぼみがふくらみ、花芽は花に、葉芽は葉になったと思うと、わずか1日でどんどん表情を変えます。

札幌の中心部大通公園では、白のキタコブシ、紫のエゾムラサキツツジにつづいて、黄色のレンギョウ、ピンクのエゾヤマザクラも一気に開花しました。早くも百花繚乱です。例年ですと大型連休後に見れる光景が、早くも連休前にお目見えです。10日から2週間は早いでしょうか。

そしてついに札幌管区気象台は昨日のウメに続いて、本州と同じサクラの種類のソメイヨシノが開花したと宣言しました。桜前線の到着です。

昭和28年に観測を初めて以来、最速の開花宣言だということです。道内の各地のサクラの名所では、例年と同じ時期にサクラ祭りを設定しています。その頃には、もうサクラは散ってないのではという声が早くも聞かれます。


< 日光を求める北の住人 >
敏感に反応しているのは植物だけではありません。動物(人間)も同じです。

大通公園の芝生には早くも家族連れや会社仲間の人が車座になって、弁当を広げながら日光浴です。6月から7月にかけて見られる光景です。

つい半月前は例年より暖かいとはいえ、まだ時折、北風も吹き、芝生のうえでの日光浴とはとても考えられませんでした。そして早くもこういう光景も見られ始めました。ベンチのごろ寝です。

私自身もいづれはこうありたいと理想にしている「後期高齢化社会」の姿です。日光浴の極めつきといえるでしょうか。柔らかい日射しを受け、まさに極楽浄土の世界を徘徊してるのでしょう・・・

本日拝見したこうした人が、ホームレスでないことを願わずに入られません。
< 観光札幌の準備 >
大通り公園では月末の観光シーズンに間に合うよう、噴水の清掃と調整が始まりました。

冬の間に積もった粉塵などが、エアコンプレッサーで除去されていきます。例年ですとまだ肌寒いときにこうした作業が行われています。

今年はこれらの作業が終わらないうちに、市民が陽気に誘われて大通公園に集まりました。花は満開のときより咲き始めのほうが、香りがよくきれいだといわれています。

確かにラベンダーが香水の原料として摘まれるのは一番花だけです。樹の花も同じで、枝にまだつぼみがついているときに、数輪開き始めた頃がもっとも趣があります。写真は咲きはじめた紅梅です。(21日:知事公館)新鮮な色香が漂います。

北海道はこれから次々に、いろいろな種類の花の土俵入りです。一年で一番良い季節の到来が、10日ほど早まっています。

確かにラベンダーが香水の原料として摘まれるのは一番花だけです。樹の花も同じで、枝にまだつぼみがついているときに、数輪開き始めた頃がもっとも趣があります。

写真は咲きはじめた紅梅です。(21日:知事公館)新鮮な色香が漂います。北海道はこれから次々に、いろいろな種類の花の土俵入りです。

一年で一番良い季節の到来が、10日ほど早まっています。

(寄稿=望田 武司)

望田 武司(もちだ・たけし)1943年生まれ 新潟県出身
1968年NHK入局 社会部記者、各ニュース番組デスク・編責担当
2003年退職し札幌市在住、現在札幌市の観光ボランティアをしながら自然観察に親しむ。



<<08洞爺湖サミット・カギ握る日本


  • ご利用にあたって
  • プライバシーポリシー
  • 著作権・免責事項
  • 会社情報
  • Copyright(c) Channel J Co Ltd, All rights reserved.